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墨付け、手刻み・・・造る側のエゴではいけない。 [樹木と木材]

弊社では今後も構造材を下小屋で墨付けして加工しようと考えている。
なぜ?墨付けして加工するのか?
この点は紙面の都合上改めてご報告するとして・・・

「伝統工法はいい。」
「職人の手で加工するのは味がある。」
「職人魂が籠もってます。」
など・・・根拠が曖昧で心情的ではダメだと私は思いました。
木材の強度、材種などを客観的に計算して検証した結果を見て判断しよう。
込み栓とホールダウン金物はどちらが強くて経済的なのか?
どんな欠点や利点があるのか?
できるだけ把握して加工に取り組みたいと考えています。

そこで日頃お世話になっている
「静岡木の家ネットワーク」の木構造教室に参加しています。
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学生時代、恩師の武藤章先生から「建築の勉強をしてこい!」と言われて大阪のセミナーに参加した帰りに立ち寄ったのが初めての浜松である。舘山寺温泉や浜名湖付近を巡り温暖な気候と土地の人々の感覚が心地よかった事を思い出します。
今から15~16年前、木材のトレーサビリティを辿ると静岡県の天竜材と出会う事となり、材料を引取に行くと称してトラックで通っていた、製材所の社長から「新幹線で来れば早いのに。」と言われたが、実は当時の私はシックハウス症候群の発作が怖くて新幹線をはじめとする公共交通機関が苦手、車も新車の乗用車より鋼板むき出しのトラックの方が好んでいたのです。その後、お客様と同行で伐採体験でもお世話になっています。静岡県浜松市は既に35年以上通っていることとなります。

今日は木造トラスと木造ラーメンの講義
正直に言えば・・・トラスもラーメンも弊社ではほとんど施工例はない。
では?なぜ?・・・施工例がなければまずは実験、検証、精査が必要である。
・・・そこで、伝統工法である込栓とホールダウン金物
検証と精査
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結果は・・・弊社ではホールダウン金物仕口を採用しようと思います。

震度7の繰返し地震でも耐えて使用継続できる建物造りが目的です。
今後も1ヶ月に数回・・・静岡の強者たちと知識と技術を高めていこうと思います。

創造空間 高田工務店 http://souzou-kukan.com/

タグ:職人 耐震
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